「新年会しよーぜ」
そんな電話がかかってきました。
忘年会は予定が付かずに私は参加できなかった。
だから新年会は行かなくちゃ。
そんな気持ちになっていました。
ですので即答で「しようしよう!」と言いました。
「俺仕切りでOK?」
「うん。助かる」
そんな短い会話でその日は終わりました。
それから数日後、時間・場所が書かれたメールが届きました。
そして当日。
待ち合わせ場所に行くと「幹事」の男友達がいました。
「誰呼んだ?」
そう聞く私に「え?俺達だけ」そう平然といって歩き出す彼。
普通、「新年会」って言ったら大勢だと思いませんか?
私は「なんで2人なの」そういいながら彼と向かい合わせになべをつついていました。
「お前が忘年会に来なかったから、来なかった人だけ呼びました」
そういう彼。
「根に持ってるの?ひどいなぁ」
そう言いながらも、結局は楽しい時間をすごしました(笑)
2人で新年会もまた楽しいものでした。
時間も良い時間になり、終電が近づいていました。
「そろそろ終電だから帰ろう」
私はそう言って少し急ぎ足で駅に向かいました。
「本当は2人で一緒に新年会したかったからお前しか呼ばなかったんだよ」
そういう彼。
思わず彼の顔を見ようとすると、彼は自分の帰るべき方向に歩みを進めていました。
それからまもなく、私たちは恋人として付き合うようになりました。
彼にいわれたあの一言がすごく嬉しくて。
その時に自分が心の中に持っていた彼に対する恋心を悟ったんです。




